チョコ大好きソムリエのひだまりーぜ(@hidamari_ze)と申します。
チョコに合うワインと言えば?と聞かれたら、まず頭に浮かぶのが「バニュルス」。
南仏の小さな港町で造られていたバニュルスは、チョコとの相性の良さが食通達に知れ渡り、あっという間に有名になったワインです。
今回はそんなバニュルスのレビューとチョコとの相性について書いていきます。
バレンタインにとってもおすすめです!
ちなみに「飲み残しの赤ワインといちじくを使った簡単レシピ」の記事では、このワインを使用したレシピを紹介しています。
目次
バニュルスとは?
正式な名称は「ビラ オー・バニュルス・リマージュ」。
生産国:フランスのルーション地方
タイプ:赤の極甘口
ぶどう品種:グルナッシュ100%
生産者:M.シャプティエ
容量:500ml
その他:タンクで熟成、酒精強化ワイン
このワインは天然甘口ワイン(酒精強化ワイン)という分類のワインです。
天然甘口ワインとは?
ワインはブドウの糖分を発酵させて作ります。(発酵が進むと糖分は少なくなります)天然甘口ワインは発酵途中に強いアルコールを添加し、発酵を止め、ブドウの糖分を残す技法です。
ブドウの本来の糖分を残すため、このワインは甘いです
生産者 M.シャプティエについて
ロバート・パーカー氏(世界で一番影響力があるワイン評論家)が「これ以上に並外れたワインを造り出すワイナリーは世界中探しても殆どない」と評価したフランス・ローヌ地方の最高峰の造り手です。
どれぐらいすごいかと言うと、ロバート・パーカー氏はM.シャプティエのワインを過去40回以上も100点満点で評価しています。
100点取るだけですごいのに、、!!
バニュルスを実飲レビュー!
それでは早速いただきます。
このワインは冷蔵庫でしっかり冷やして飲むのがおすすめです
濃い赤紫色です。
このように、グラスの中に鼻を入れて香りを愉しみます。
このワインはグルナッシュというブドウ100%なので、グルナッシュの特徴をつかみやすいです
グラスを回すことにより、空気と接触し、香りの印象が変わります。
ぜひ香りの変化を愉しんで下さい
まず、ブランデーのような強いアルコールの香りと一緒に、カシス、ドライイチジク、いちごのような甘い香りがし、最後にほのかにココアのニュアンスを感じます。
濃縮されたブドウにカシスを足したような甘みが口に広がります。
ただ、あまーいお酒ではなく、程よい酸味があり、味わいに奥行きがあります。
また、非常に余韻も長く、芳醇な香りと味わいを長く愉しめます。
小2の娘がいい匂いがするーと言って、近づいてきたくらいです!
3,000円以下でこの味わいを愉しめるのは、本当に驚きです。
チョコレートとペアリング
チョコとワインのペアリングは、ポリフェノールの含有量により、ワインがとても渋く感じたり、酸っぱく感じることがあります。
そこで今回は
- ダークチョコ
- ミルクチョコ
- ホワイトチョコ
すべてを愉しめるこのチョコレートと一緒に飲んでみました。
チョコの中にドライイチジクが入っていて、私の好きなチョコの1つです。
このワインとチョコレートは非常に相性がよく、お互いがお互いの甘さを引き立て、チョコもワインも止まらなくなりました。
実際にそれぞれのペアリング結果は、こうです⬇
ダークチョコとミルクチョコの差は僅差です。
ホワイトチョコは、中のイチジクがあったことにより、星3です。
ホワイトチョコだけだと正直合いません!
その他にも、ロイズの黒糖チョコレートやアラショコラとも合わしてみましたが、どれもとても素敵なペアリングでした!
このワインは飲みきれなくても大丈夫、保存方法を紹介!
このワインがおすすめな理由に、開封しても適切な保存をおこなえば、2週間は日持ちするからです!
\適切な保存に必須アイテム/
これは、ワイン内の酸素を抜く道具です。
ホテルや、BAR、レストランでも使用されています!
ワインの劣化は酸化により起こります!
あとは冷蔵庫で保管し、寝る前のゆっくりタイムにちびちび飲むのが私のスタイルです!(笑)
まとめ:バニュルスはチョコに合う!
まとめると、、
- ただ甘いお酒ではなない
- 芳醇な香りと、奥行きのある味わい
- ロバート・パーカー氏が絶賛している生産者のワイン
- それが3,000円以下で飲めてコスパ抜群!!
- 日持ちするので飲みきれなくても大丈夫
卒乳したら最初にこのワインを飲むと決めていたぐらい大好きです!
ぜひ、このワインは食後酒としてチョコレートと一緒に愉しんで欲しいです!
食事の最後に、、
ちょっといいチョコレートとこのワインで、至福の余韻を愉しみませんか?