パティシエのひだまりーぜ(@hidamari_ze)です!
家でカヌレを焼いてみたい!と思い、いざカヌレ型を調べてみると、どれがいいのか悩みませんか?
カヌレ型は銅、ステンレス、シリコンなどの材質から、型のサイズ、価格帯もバラバラ、、
そこで本記事は、
- 家でも職場でもカヌレを焼き
- 銅、ステンレス、シリコンすべての型を使った筆者が
- それぞれの型のメリット、デメリット
- この型はこんな方におすすめ!
といった感じで、ご紹介していきます。
目次
カヌレ型の選び方
ランキングを紹介する前に、カヌレ型を選ぶポイントについて解説します。
カヌレ型を選ぶポイントは、型の材質が大切です。
カヌレ型には
- 銅型
- テフロン、シリコン加工の型
- ステンレス型
- シリコンゴム型
があります。
材質によって熱伝導の違い、型離れの良さ、空焼き不要かどうかなどの違いがあります。
手間、難易度が上がっても本格派のカヌレを焼きたい方は、銅型。
初めてカヌレに挑戦する方、型の手入れが簡単なものが良い方は、銅型以外がおすすめです。
初心者の方におすすめのカヌレ型
初心者の方におすすめのカヌレ型は、テフロン、シリコン加工の型です。
テフロン、シリコン加工の型のメリットは、
- 1個数百円で購入できコスパが良い
- 型離れが良い
- 熱伝導も優れている
さらに空焼き不要など、型の管理も楽です。
ケーキ屋さんも銅型は高いため、テフロン、シリコン加工の型を使っているお店が多いです。
私の働いているお店も、このタイプを使用しています!
デメリットは、銅型に比べると溝が浅いことです。
おすすめのシリコン加工の型「DePes カヌレ型」
おすすめのシリコン加工の型は、「DePes カヌレ型」です。
メリット
- 型離れがとても良い!
- 1度に12個焼ける
- 型の価格が安くコスパが良い
- 型の管理が楽
- 日本の食品衛生法に準拠したカヌレ型で安心して使える
- レシピ付き!
→実は筆者であるひだまりーぜがレシピを考案しました!
デメリット
- 型が12個一体型のため大きい
- オーヤマくんには入らない
この型のサイズは、縦約35cm、横約26cm、高さ約6cmと少し大きめです。
そのため、ご家庭にあるオーブンに入るのか事前に確認が必要です。
そしてこの型には、専用のレシピ付き。(購入すると見れます)
レシピは筆者が考案しました!
カヌレ大好き筆者がとことん美味しいを追求しながら、作りやすさも考慮して考えた自慢のレシピです。
実際に使用した感想
正直、筆者はカヌレは銅型!銅型一筋!というタイプでした。
ですが、実際に使用してみたら、
- 家庭用オーブンで銅型以外でもカリッとカヌレが焼ける
- むしろ銅型に比べて熱伝導が劣る分、
- 焼成中の生地が爆発することなく焼ける
- 型の準備、片付けがとても簡単
などなど、使い勝手の良さに加え、こんなに簡単にカヌレが焼けるのか!と本当に驚きました。
初めてカヌレに挑戦する方はもちろん、銅型で苦戦してる方にもぜひ使ってみてほしいです!
個別タイプのおすすめは「霜鳥製作所テフロンカヌレ型」
先程のカヌレ型は12個一体型でした。
一体型ではなく個別タイプがいい!という方は、「霜鳥製作所テフロンカヌレ型」おすすめです。
本格派を目指す方におすすめのカヌレ型
本場フランスの本格カヌレは、銅型を使用します。
銅型が一番熱伝導が良く、カヌレの特徴であるカリッとした食感をだすことができます。
ただ、銅型は熱伝導が良いため、焼いてる最中に生地が浮き上がりやすく、一番難易度が高い型です。
それ以外にも
- 値段が高い
- 手入れが面倒
といったデメリットがあります。
おすすめは浅井商店の銅カヌレ型トールサイズ
銅型でおすすめのカヌレ型は、「浅井商店の銅カヌレ型トールサイズ」がおすすめです!
メリット
- 銅型の中では一番値段が安い
- 型の溝が深く、焼き上がりがシャープに!
- 型に高さがあるため、生地が沸騰しても溢れにくい
- カリッとしたカヌレが焼ける
デメリット
- 空焼きが必要
- 温度調整が難しい
この型のサイズは高さ約5.7cm、上の直径約4.8cm、底の直径約5.3cm。
銅型は、熱通りが良いため生地が沸騰しやすく、そのまま生地が浮き出たままになることがあります。
そういったデメリットをカバーするために、型の高さが高めになっています。
高さのあるシュッとしたカヌレを焼くこともできます!
銅型を使用したチョコカヌレのレシピ記事があるので、よければご覧ください。
ミニカヌレを焼きたい方におすすめのカヌレ型
ミニサイズのカヌレ型は、あまり種類がありません。
その中でおすすめは「カヌレ型(小)」です。
メリット
- 一口サイズのカヌレが焼ける
- 焼き時間が短くなる
- 収納場所に困らない
- カリッとしたカヌレが焼ける
デメリット
- しっかり油脂を塗らないと型に生地が引っ付く
このカヌレ型のサイズは、高さ約3.7cm、上の直径約3cm、底の直径約3.5cm。
浅井商店の銅型(トールサイズ)と比べると、、
実際に焼き上がったカヌレは、型より小さくなり、一口サイズです。
Instagramに実際に焼いたカヌレの写真を投稿しています!
生地の量は型の8分目、25gです。
シリコンゴム型はおすすめしない
シリコンゴム型は、型離れの良さ、型の扱いやすさ、というメリットはありますが、おすすめしません。
その理由は、
- 熱伝導が悪い
- そのため、焼き色がつきにくい
- カヌレがカリッとしにくい
また質が悪いものだと、焼いたカヌレにシリコンのゴムっぽい香りが移ります。
おすすめのカヌレ型のまとめ
本記事では、おすすめのカヌレ型をタイプ別にご紹介しました。
最後にそれぞれの型のおすすめをまとめます。
- 初心者の方はテフロン、シリコン加工の型【←一番オススメの型】
- 本格派を目指す方は銅型
- ミニサイズのカヌレ型のおすすめ